片方ずつシューズを買えるサービス「DIFF.」を運営しているDIFF.(大阪市)は、サッカー専門店「スタジアムモリスポ」との共同実証実験を7月20日から行っている。結果次第で、実店舗を持つ企業との協業を強化し、より多くの身近な店舗で、シューズの片足購入ができるようにしていきたいとしている。
実験はスタジアムモリスポの関西5店で、店頭全商品で異なるサイズ、ワイズ、カラーの左右別購入を可能とする。別途、片足化サービス料として3480円が必要。モデルやブランドが異なる組み合わせ、片足のみでの購入はできない。期間中は店内に足型計測スペースを常設し、足のサイズを計測する。実験期間は8月18日まで。
両社では6月にもスタジアムモリスポの吹田店で、1日限定で、足型計測・片足販売を実施した。体験者から好評だったことに加え、スタジアムモリスポとしてもより顧客に寄り添ったサービスを実現できる手応えを得て、実施店舗と期間を拡大した。
DIFF.は22年にミズノの出向起業に選ばれたスタートアップ企業。自社で350人を足型計測し、3割以上に3ミリ超の左右差があったという。