サザビーリーグのエストネーションカンパニーは、エストネーションの複数の店舗で、ニューラルポケット(東京)が開発したAI(人工知能)サイネージを採用した。オンラインとリアル店舗での買い物の楽しさを融合させた新しい店作りを検証するのが狙い。
AIサイネージにはカメラが搭載されており、店舗ごとの来店者数や性別、年齢などのデータを収集する。季節や天候といった外部環境の影響や、来店したが購買にはつながらなかった客の情報を分析し、潜在的なファン層のニーズをくみ取った商品MDや店内レイアウトの最適化を目指す。またサイネージ上でルックやSNSの着回し画像などを配信し、コンテンツの視聴データをカメラで収集・分析することで、通行客の関心を引くコンテンツ作りにも生かす考えだ。
ニューラルポケットのAIサイネージはヤギが代理店となって販売している。