《大阪・関西万博》カルティエ「ウーマンズパビリオン」 オープニングセレモニー開く

2025/05/22 17:00 更新NEW!


アーティストによるライブやポエトリーリーディングも披露(Victor Picon ©Cartier)

 カルティエは5月21日、大阪・関西万博会場で「ウーマンズパビリオンインコラボレーションウィズカルティエ」のオープニングセレモニーを開いた。国内外の政府関係者やプレス、パビリオン設立に携わった関係者ら約1600人が参加した。

 パビリオンは2025年日本国際博覧会協会、内閣府、経済産業省との共同出展。ジェンダー平等に光を当てた同パビリオンの出展は、「2020ドバイ国際博覧会」に続くもの。 

 キーワードは「ともに」。冒頭でカルティエジャパンプレジデント&CEO(最高経営責任者)の宮地純氏は「今のペースでは世界のジェンダー平等が実現するまでに130年以上かかると言われている」と指摘。ともに手を取り合うことで「私たちはより強くなり、ともに変化を生みだすことができる」とし、パビリオンで何かを感じ、持ち帰り、新たな視点、思考、行動へつなげることを願うと述べた。

 セレモニーには、高円宮妃久子さまや、ニュージーランド元首相のジャシンダ・アーダーン氏、ドバイ首長国連邦国際協力担当大臣でエクスポシティ・ドバイCEO(最高経営責任者)のリーム・アル・ハーシミー氏といった、女性活躍やその支援をけん引するリーダーが登壇。「女性への投資は象徴ではなく、戦略的に不可欠な取り組みである」(ハーシミー氏)、「他者に力を与え、誰かの可能性を広げていく女性をもっと増やしていかねば」(アーダーン氏)と、変革に向け、1人ひとりの努力や協力を呼び掛けた。

カルティエジャパンプレジデント&CEOの宮地純氏


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