フィルムの新ブランド「ヒューマンクチュール」 多彩な色のデニム製品

2024/10/02 06:28 更新


スキニー以外、全てボタンフライを採用。リベットもオリジナルで作るなど、細部まで凝った

 「ダブルスタンダード・クロージング」などを運営するフィルムは、25年春夏にメンズのデニムアイテムブランド「ヒューマンクチュール」を立ち上げる。滝野雅久社長が「おしゃれな大人の男性がはけるデニムパンツがない」と感じたことをきっかけに、岡山で製作。国内外で卸販売する。

(松本寧音)

 インポート事業部から立ち上げ、既に国内の有力店で卸販売が決まっている。また、海外向けはイタリアのショールームに持ち込むなど、販売を強化している。

 製品はジーンズ4型とGジャン2型を企画した。ジーンズは太めストレートの「レトロ」、リーバイスの「501」をオマージュした「タバコ」、タバコよりもやや太めな「ハバナ」、スキニーの「バニティー」。いずれも、パッチポケットを右側に一つのみ付けた。Gジャンはベーシックなデザインと、ポケットやプリーツを加えないきれいめなデザインの2タイプを揃える。

右側一つのパッチポケットが特徴

 多彩な色も魅力の一つだ。タバコとハバナはインディゴ3色と、薄い黒、濃い黒、反応染めの計6色を揃える。同2型は税抜き5万9000円で、反応染めのみ5万5000円で販売する。

 その他は、ジーンズ5万2000~6万9000円、Gジャン8万5000~8万9000円。



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