フィールズインターナショナル「ギャレスト」 あえて“価格破壊”でモードカジュアル供給

2023/06/09 11:30 更新会員限定


ビッグシルエットのシャギーカーディガン(左、価格未定)を羽織ったデイリーなモードカジュアルスタイル。軽いアウターの打ち出しも(ラック左から1万2980円、3万910円、1万8920円)

 フィールズインターナショナルのインディヴィ事業部の新ブランドとして2月にデビューした「ギャレスト」。市場が大きく変化する中で、「インディヴィ」がカバーできないマーケットに、買いやすい価格のモードカジュアルを供給する。再評価が進む実店舗で、洋服だけでなくアートピースや雑貨もからめながら体験価値の提供にも重きを置く。

(永松浩介)

 インディヴィは主に百貨店のキャリアゾーンで展開しているが、入居先の百貨店の戦略は、上質化路線やライフスタイル・カジュアル強化など館ごとにそれぞれ変わってきている。上質化は「インディヴィヴァイ」が担っているが、空いているライフスタイル業態をギャレストで埋める。今春、近鉄百貨店奈良店のインディヴィを転換して1号店(約100平方メートル)をオープン。阿倍野本店でも期間限定店を開いた。

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