GSIクレオス、ぽっちゃり系女子へ

2016/05/09 06:16 更新


 GSIクレオスは16~17年秋冬から、ぽっちゃり系女性に向けたレディス「バラル・デ・モーダ・プラス」を販売する。ターゲットは28~42歳で、7~9月の店頭投入として31型を揃えた。「市場の成長性が見込める分野」と位置付けており、百貨店の自主編集売り場、専門店販路に加えて、7月から自社サイトによるウェブ販売も開始する。

 バラル・デ・モーダ・プラスは、日系ブラジル人デザイナー、光井マルセロが10年に立ち上げたブランド。「体のラインをごまかすのではなく、パターンや切り替えで体のラインをきれいに見せる」(光井さん)のが特徴で、トップ、ボトムなどトータルで提案している。カットソーで7900~9800円。サイズは19号と23号を基本としながら、ボトムでは26号も用意した。

 生産、販売はGSIクレオスで衣料品のOEM(相手先ブランドによる生産)を担うテキスタイル部営業第二課。OEMで培った生産ノウハウやクレオスアパレルの卸販売の経験も活用し、物作りから販売までの一貫体制で拡販する。

 ウエアが先行する形だが、バッグ、靴といった雑貨も視野に入れている。

パターンや切り替えで体のラインをきれいに見せる「バラル・デ・モーダ・プラス」


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