東京都八王子市の日本遺産「桑都物語」推進協議会は2月18、19日、高尾山近くの総合施設タカオネと駒木野庭園を会場に、全国の産地から工場の職人やデザイナーを集めた販売会「道草~旅する布市~」を開いた。物販だけでなく、企業同士の交流や産地の認知拡大を目指すイベントと位置付け、ワークショップなども開き、多くの来場者が訪れた。
(高塩夏彦)
約40の出展者
きっかけは20年に、八王子市の織物産業と高尾山周辺の一連の歴史・文化が「桑都物語」として日本遺産に登録されたこと。「八王子は街道の交差点として、全国から織物が集まる大きな市場だった歴史がある。それを表現するイベントを開きたい」(草間亜樹八王子市日本遺産推進担当主査)と考え、今回の企画が発足した。
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