はるやま商事は8月22日、初のオーダースーツ専門店「ストーベルアンドメイソン」を東京・銀座にオープンした。ライセンス契約を結んでいる、英国ロンドン・サビルローで200年以上の歴史があるブランドに「総毛芯縫製」など日本の熟練職人の技術を融合したオーダースーツを提供する。
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同店は銀座2丁目の雑居ビルの地下という隠れ家的な立地で、英国のビンテージのドアを使い、植物柄の壁紙やアンティークなソファなど重厚でクラシックな落ち着いた空間。店舗面積は約56平方メートル。完全予約制(1時間で1人)で一人ひとりの顧客と向き合う時間を大切にする。スーツ好きで生地やディテールなどを選び、自分好みにカスタマイズする時間を楽しむ層をメインターゲットとしている。
スーツは「ベーシックレーベル」(税抜き6万9000円から)、「シルバーレーベル」「ゴールドレーベル」の3種。銀座本店では、最高峰のゴールドレーベルを国内の縫製工場・田原コンサートが仕立てる。着丈、袖丈、胴回り、肩幅、わたり幅など細部に至る補正が可能。生地はインポートを中心に国産を含め約1000種類から選べる。納期はベーシックレーベルで2~3週間、ゴールドレーベルで1カ月半~2カ月。シャツ(9900円)やベルトもオーダーできる。
治山正史会長兼社長は「スーツ市場全般は多様化・カジュアル化で縮小しているが、消費者のパーソナル化が進み、オーダースーツは拡大傾向にある。ただし、後発の当社は価格競争や既製服の代替としてではなく、スーツ文化を継承する場にしていきたい」と強調した。当面、出店計画はないが、将来的には百貨店などを視野に入れているという。
