【SENKEN HIKE BIZ】《対談》『GO OUT』×「ザ・ノース・フェイス」 ハイクの可能性は?

2026/07/23 14:00 更新有料会員限定NEW!


(左から)ザ・ノース・フェイス事業本部ザ・ノース・フェイスハードグッズ事業部長 後藤太志さん、『GO OUT』統括プロデューサー 竹下充さん

 ピークハントからトレイルを進むロングハイクまで登山・トレッキングへの注目度が高まっている。アウトドアファッション誌の『GOOUT』は25年10月にハイクイベント「スーパーハイキングジャパン」(SHJ)を開催。今年、誕生60周年を迎えた「ザ・ノース・フェイス」(TNF)はブランドの原点であるハイクカテゴリーを改めて強化する。ハイクの今と可能性は――。

(聞き手・構成=杉江潤平)

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きっかけは韓国

 ――SHJを企画したのは。

 竹下 韓国版GOOUTが23年からハイクイベント「スーパーハイキング」を開催し、盛り上がっていると聞いたのがきっかけです。「ハイキング」というと日本では中高年層を中心に昔ながらの格好で楽しむイメージがありましたが、実際に現地に行ってみると全く違いました。ヨガもできそうなスタイルで参加する女性やトレイルランニングシューズとUL(ウルトラライト)系のザックできめている若者など、とにかく皆さんおしゃれ。主催者側もフェスのような演出をしており、単純に面白かったんです。

「スーパーハイキングジャパン」はハイキングとキャンプ、食事、音楽を一度に楽しめるイベント。次回は26年10月に開催予定

 帰国後に色々と調べてみると、元々アパレルやデザイナーなどファッション文脈にいた人たちが新しいブランドやショップを立ち上げていることが分かり、日本でも開催できるんじゃないかと思いました。

 ――初回は300人が参加した。反響は。

 竹下 参加者から高い評価をいただき、業界関係者からは「行けばよかった」「面白いことをやったんでしょ?」などと言ってもらえました。

竹下充(たけした・みつる) 1979年生まれ。大学卒業後、関西のストリートファッション誌を経てニューズ出版(現三栄)へ。『FUDGE』の編集を経験し07年に『GOOUT』創刊、編集長に就任。13年に『THEDAY』、22年に『GOLFOUT』を創刊。日本のアウトドアを世界に発信する展示会「東京アウトドアショー」実行委員も兼務。

 後藤 SHJはいわゆる昔ながらのハイキングとは異なるスタイルを見せていますね。ちょっとした工夫で新しい層が参加しやすいマインドを高めている印象があります。

 ――26年5月に参加人数を50人に絞った「プライベートセッション」も催した。

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