ココロにも「美味+(プラス)」その1(宇佐美浩子)

2022/09/16 06:00 更新


シネマと向かい合うスタイルも多様化を見せる近年。昨年11月の公開予定から1年ほどの熟成期間(?)を経て、いよいよ荻上直子監督の新作『川っぺりムコリッタ』が公開に!2006年の大ヒット作『かもめ食堂』以来、多くの荻上監督ファンが次なる「オイシイ」作品との出会いを心待ちしているはず。

そこで9月の「CINEMATIC JOURNEY」は、「ココロにも『美味+(プラス)』」をテーマに、思わず笑顔がこぼれる旅をご一緒に!それでは早速、その1のスタート。

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まずはタイトルの「ムコリッタって何?」と思った筆者も興味津々となったのが、本作資料に明記されていた監督からの冒頭のメッセージ(下記)だった。

「生と死の間にある時間を、ムコリッタ(牟呼栗多)という仏教の時間の単位(1/30日=48分)に当てはめてみた」

思いもよらぬハプニング続きの今を生きる私たちにとって、「オイシイ」と思える時間は大切。それはもちろん「食」をきっかけに、五感が喜ぶ時間であることも少なくない。それはまた一人よりは、複数人であればなおさら、笑顔も感動も…倍増するに違いないだろう。

いわば、そんなひと時を、本作のコピーの一部にも記された「友達でも、家族でもない」。誰かと一緒に味わえるオイシイ作品が、劇場でもてなされるというわけだ。


築50年の簡素な「ハイツムコリッタ」に暮らす主人公を演じる松山ケンイチを軸に、ムロツヨシや満島ひかりほか、個性豊かな顔ぶれがテーブルを囲むシーンは、荻上ワールドならではのオイシイ演出。思わずアフターシアターに食べたいメニューをあれこれ想像する時間が開始されてしまいそう。

エンディングに用意されている、音楽隊最年少君の努力の結晶が、フィナーレをより一層感動深く盛り上げてくれるように感じてしまう。


川っぺりムコリッタ』 

9月16日(金)全国ロードショー
配給:KADOKAWA
© 2021「川っぺりムコリッタ」製作委員会


これまでにも度々、クローズアップしてきたことのある、「CINEMATIC JOURNEYの旅先のきっかけはエンドロールにあり!」

職業柄かもしれないが、ついついチェックしたくなってしまう筆者が、上記作品で目に焼き付いたのが、「ヘアメイク協力」にクレジットされていた「ジョンマスターオーガニック」。

なぜなら偶然にも目にしたプレスリリースが、今回の「CINEMATIC JOURNEY」のテーマ「ココロにも『美味+(プラス)』」と合致していたからかもしれない。

その内容というのは、ブランド独自に行った「大切な人へ贈るギフトに対する意識調査」の結果だった。とりわけココロに響いたのが、「特別なギフトとして思い浮かぶもの」という項目の「渡すときにときめくもの」という回答。

そうした傾向から、心に残るパーソナルなギフトとして注目されるのが、ワン&オンリー感がアップする刻印による名入れ(エングレービングラボ併設店あり)ができるコンボパドルブラシなのだそう。


そこで早速、青山店へと向かい、刻印機と対面。操作するスタッフいわく「壊れてしまうのでは?」と心配するほどのハードワークぶりとのこと。


ちなみに、コンボパドルブラシそのものの特徴がとても魅力あふれることが、サロンでの実体験により判明。その秘密は、マイナスイオンを放つトルマリン配合のイオン毛と、天然猪毛の混合により、キューティクルを傷つけることなく整えることにより、ボリューム感のあるヘアをもまとまりのあるツヤ感髪へとナビゲートしてくれ、さらに地球環境にも優しく、手にも馴染みやすい人口工学に基づいた竹製のハンドルを使用している点も付け加えたい。

と同時に、「地球に敬意を-ONE EARTH-」をスローガンに掲げるブランドらしい、アーティストや企業とのコラボレーション「green beauty community collaboration」にも注目している。

中でも注目しているのが、緩衝材など資材の循環にも取り組む「NO BEAUTY WASTE」の精神をもとにした、カイタックインターナショナルとの「残布リユースプロジェクト」だ。

2010年に、取引のあったセレクトショップや繊維会社から余った生地(残布)を買い取り、緩衝材の代わりとして使用したのがプロジェクトの始まりだったそうだが、現在では、環境負荷を削減したプレミアムデニムの自社開発に取り組むカイタックインターナショナル1社と、残布リユースプロジェクトに取り組んでいるとのこと。そして今では直営店使用する緩衝材ほぼゼロに!


というハッピーエンドチックな話題と共に、「CINEMATIC JOURNEY」9月のテーマ「ココロにも『美味+(プラス)』」(その1)はこのあたりで。

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うさみ・ひろこ 東京人。音楽、アート、ファッション好きな少女がやがてFMラジオ(J-wave等)番組制作で長年の経験を積む。同時に有名メゾンのイベント、雑誌、書籍、キャセイパシフィック航空web「香港スタイル」での連載等を経て、「Tokyo Perspective」(英中語)他でライフスタイル系編集執筆を中心に活動中



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