イメージ・マジック 需要増を見据えて設備を増強

2020/03/21 11:55 更新


 「新型コロナウイルスの影響によるイベント自粛や休校要請が緩和されれば、Tシャツプリントの短納期のオーダーがどっと増えそうだ」とみるのは、オンデマンドプリントサービスを提供しているイメージ・マジック。こうした需要を見据え、同社は東京・板橋の自社工場の設備を増強して、予約制の内覧会を開いている。

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 同社はTシャツやバッグを主力としたオンデマンドプリントシステムを開発して、自ら印刷サービスを行っている。「Tシャツプリントは通常5月の大型連休がピークだが、今年は後ろ倒しになる。ただ納期は変わらないところが多く、よりスピードが求められる」と予測する。

 Tシャツ1枚のプリント加工が注文から出荷まで最短5分で完了できる仕組みを自社工場で構築している。ブラザー販売(名古屋市)のガーメントプリンター「GTX」、コーニット(イスラエル)の濃色ポリエステルに対応したプリンターなどや、1時間に600枚の衣類をたたんで袋に詰めることができる高速たたみ袋詰め機、1時間に400個の発送伝票貼り付けと袋梱包ができる梱包出荷機などがある。こうした設備は随時新機種を導入してプリント工場やアパレル倉庫にも販売しており、企業イメージに合わせたプリンターのラッピングなどにも対応している。

自社工場の内覧会を予約制で開いている

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