新津研一JSTO代表理事・事務局長「インバウンドの受け入れに組織と予算復活を急げ」

2022/07/04 06:30 更新会員限定


新津研一さん

 外国人観光客の受け入れが6月10日に再開された。1日2万人の条件付きだが、政府が水際対策の緩和を5月末に発表して以来、JSTO(ジャパンショッピングツーリズム協会)には問い合わせが活発という。インバウンド(訪日外国人)需要がほぼなくなって2年余り。多くの企業のインバウンド関連組織は解散し、予算計上も見送られてきたが、JSTO新津研一代表理事・事務局長は「予算とチーム態勢をすぐに整えるべき」と提言する。

(永松浩介)

地域資源に光り

 ――2年を振り返ると。

 インバウンド需要に対して、いったん停止を判断したグループと、越境ECや海外進出を試みたグループ、地域や異業種との協業を通じ、2年間準備してきたグループがある。

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