ハヤシゴ、インターンシップ海外研修

2015/03/02 06:51 更新


 日本の学生にグローバルな視野を持つ機会を広げたい――靴輸入卸・小売のハヤシゴは2月、欧州出張に新卒採用予定者とともにインターンシップ研修の大学生も同行した。

 同社が輸入代理店を務める「ガボール」が出展している国際靴見本市ミカム(ミラノ)の会期に合わせ、他にパリ、フィレンツェを回った。有力ショップや現地企業を視察し、本場のファッションビジネスに対する見識を深めてもらう狙い。林建次社長は「日本の若い世代は、外に目を向けられるように変わらないといけない。人生の先輩が沢山いる環境で経験し、学べることが一番大事」と語る。 

 今回は、内定者1人、インターシップの大学2年生3人の合計4人が同行した。ミカムでは、同社が発注した靴の品番の確認を行うなど、輸入業務の一部を体験。大阪経済法科大学の井澤凌眞さんは、バイヤーを志望しており、「商談を見学し、コミュニケーション能力がいかに重要かが印象深かった。語学力はもちろん、それ以上に取引先に熱意を伝えることが不可欠なのだと実感した」と話す。



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