アイティフォーとスマレジ 中小規模店向けのキャッシュレス決済支援を強化

2022/03/11 06:25 更新


 アイティフォー(東京、佐藤恒徳社長)とスマレジ(大阪市、山本博士社長)は中小規模店舗へのキャッシュレス決済端末サービスを強化する。アイティフォーのマルチ決済端末「アイリッツペイ決済ターミナル」とスマレジのクラウドPOS(販売時点情報管理)システム「スマレジ」を連動し、オプションサービスとして提供する。

 従来のPOSシステムと比較して低価格で手軽に利用できる「スマレジ」と決済端末をセットで提供することで、加盟店の労務軽減、システムコストなどの削減効果が期待できる。決済情報を共有するため、加盟店はキャッシュレス決済時のPOSレジと決済端末個々への価格入力(二度打ち)が不要になり、「スマレジ」に一度入力するだけで決済処理できる。決済にかかる時間や手間の短縮のほか、価格の誤入力による損害リスクや突合処理が回避できる。

 アイティフォーは百貨店やチェーン店など中大規模事業者へ決済端末を提供している一方で、個人商店や中小規模の店舗からは「簡易で手軽なPOSシステムと連動して欲しい」というニーズが増えており、これに応える。

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