伊藤忠 ユトリと組み「マリテ+フランソワ・ジルボー」を秋冬から販売

2024/10/09 06:28 更新


百貨店やファッションビルへの出店も計画する

 伊藤忠商事は、フランス生まれの韓国カジュアルアパレル「マリテ+フランソワ・ジルボー」(マリテ)の日本での独占輸入販売権を取得した。これを受けてユトリ(東京、片石貴展社長)は10月7日、伊藤忠と同ブランド事業に関する販売特約店契約を結び、24年秋冬から日本での販売を始める。ユトリは、今秋冬から期間限定店中心に販売を開始。25年春には東京で旗艦店を開く予定で、百貨店やファッションビルへの出店も計画する。

 伊藤忠はSNSを活用したマーケティング手法を得意とするユトリとの協業でブランドの拡大を狙う。ユトリとしてはさらなる事業拡大に向けて「次世代のブランド群の創造を目指す上で、マリテ商品の日本での独占的な販売特約店としての指定を受ける必要がある」と判断した。

 マリテは、1972年に仏でマリテ・バシュレリーとフランソワ・ジルボーが創業したデニムを軸としたブランド。19年に韓国・LAYER(ソウル)が韓国におけるマスターライセンス権を取得し、モダンなライフスタイルに合わせたカジュアルに再解釈している。様々なブランドとの協業を通じ、「韓国の20~30代女性を中心に多くの支持を集めている」という。



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