伊藤忠 米国ウォーターボトル「オワラ」の独占輸入販売権を取得

2025/10/28 11:30 更新NEW!


26年春夏からドウシシャを通じて販売をする

 伊藤忠商事は、米国ウォーターボトルブランド「owala」(オワラ)の独占輸入販売権を取得した。26年春夏から、ドウシシャ(大阪市、野村正幸社長)を通じて日本で販売する。

 オワラは、20年に米国で生まれたウォーターボトル。「ウォーターボトルが人生を豊かにする」をミッションに掲げ、「水分補給を楽しく、簡単にすることで、人々が好きなことをもっと楽しめるようになる」製品。カラフルで大胆なデザインに、飲み口にストローを内蔵して、ボトルを傾けずに飲める機能で特許を取得するなど、他に無い特徴がある。

 ブランドを代表する「FreeSip」(フリーシップ)シリーズは、ボトル一体型のストローを通して飲むことも、ボトルを傾けて広い開口部から一気に飲むこともできる。米国タイム誌が選ぶ23年の最優秀発明商品にも選ばれた。

 伊藤忠は、ドウシシャを通じ、セレクトショップ、スポーツショップ、バラエティーショップ、ECなど多様な販路で販売する。

 今後はブランドアイデンティティーを強く訴求しながら、SNSを含むデジタルマーケティングの強化、高感度ブランドやショップなどとの協業で認知を高め、3年後に小売りベースで30億円の売上高を目指す。



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