イザ 恒例のチャリティーイベント「ピンククリスマス」を開催

2025/12/25 17:00 更新NEW!


田中タキ代表(左)自身がイベントを盛り上げた

 セレクトショップのイザは12月23日、ピンクリボンなどのチャリティーを目的とするイベント「イザ・ピンククリスマス2025」をザ・リッツ・カールトン大阪で開いた。18回目。顧客や取引先、インフルエンサーらが259人来場した。

 乳がんの早期発見などの知識を広める「ピンクリボン運動」として07年に開始。近年は女性の健康や動物愛護に焦点を当てた活動も行ってきた。ドレスでディナーを楽しむ華やかな企画であるとともに、社会問題への関心を深める取り組みでもある。冒頭は、乳がん治療を潜り抜けた女性がモデルとして参加する恒例企画「キャンサーギフトコレクション」。80代を筆頭に、24人が生き生きとランウェーを歩いた。日本人女性の9人に1人がかかると言われる中、早期発見で90%以上の治癒が期待できるといい、検診の必要性を伝えた。

乳がん治療を潜り抜けた女性たちによるショー

 トーク企画には、イザの田中タキ代表が協業などを通して関係を深めてきた著名人が参加。きものの伝統をファッションとして伝えるマドモアゼル・ユリアさんが新しい著書『きもののとりこ』を紹介したほか、美容クリエイターのズッチ・マティアさんや牧場経営に力を入れるタレントの紗栄子さんらも壇上で仕事に対する思いを語った。

マドモアゼル・ユリアさん(右)は新しい著書を紹介した

 チャリティー抽選会では、協賛のラグジュアリーブランドの服やホテル宿泊券などが当たる抽選券を販売。売り上げ金は合計334万2000円となった。公益社団法人日本対がん協会、動物環境・福祉協会Eva、女性の命と健康を守る活動を行うジョイセフの3団体に、三等分を寄付した。田中代表は「毎年、年末に同じメンバーで日常から少し離れ、宴を開けるのは幸せなこと」と語り、取り組みの継続を感謝した。



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