ジーンズカジュアル専門店の1月14日の定店観測は、伸び悩んだ店もあったものの、アウターが中心に動いた。初売りから一段落したが、暖冬による遅れを巻き返したい店が多い。一方で、新作をはじめとしたジーンズやGジャンなどデニムアイテムに好感触を示したところも目立った。
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ダウンアウターも動く
「今までに比べてアウターが売れた」(マルカワ)、「前年比でアウターが最も伸長。気温が下がって需要が増えている」(ライトオン)など、ここに来てアウターへの関心は高まっている。
ロフトマン1981は、引き続き「バブアー」が好調なのに加え、「ピレネックス」「カナダグース」のダウンアウターが売れた。「『年内はいらない』と話すお客様も年末にいたが、やっと寒くなりダウンが動き出した」
タイガースブラザースも観測日当日は伸び悩んだが、ピレネックスのダウンが堅調だ。マルカワは強みの一つである「アヴィレックス」「アルファ・インダストリーズ」などのミリタリーアウターが動き、単価を稼いだ。