ジーンズ店観測1月、アウター動く

2016/01/15 06:00 更新


 ジーンズカジュアル専門店の1月10日の定店観測は、ダウンジャケットやMA-1などのアウターが動いた一方、これから着られる春物を求める客層も見られた。各アイテムとも数量は前年を下回るところが少なくなかったが、単価の高いものが動いた店があった。

前月に続きアウター

 アウターは前月に続きMA-1が売れた。「アヴィレックス」と期間限定でプレゼントキャンペーンを開いたマルカワは、同ブランドのMA-1が好調だった。「暖冬で積雪もないがメンズはMA-1を中心にアウターが好調」(アメリカ屋)、「春先にも着用出来るMA-1、中わたベストの動きが活発」(ジーンズメイト)というように、MA-1はまだ期待できそうだ。

 一方、「暖冬にかかわらず『カナダグース』『タトラス』の動きが良く数が出る」(ロフトマン1981)ように、単価の高いブランド物のダウンジャケットも動いた。タイガースブラザースもカナダグース、「デュベチカ」が良く売れた。

 アウター以外のトップは、突出して売れたものは少ない。「ワッフルのニットやカットソーは堅調で引き続き良さそう。凹凸感やメランジ調など特徴のあるニットは動きがいい」(ジェオグラフィー)と言う。


定店観測用1月

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