日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW推進機構)は、JFWジャパン・クリエーション(JFW‐JC)2025、プレミアム・テキスタイル・ジャパン(PTJ)25年秋冬内で行った、来場者の投票で次のトレンドを探る「ワッツネクスト・テキスタイル」の結果を発表した。1位はサンコロナ小田の「オリガミオーガンザプリーツ」だった。
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今回で4回目。出展企業46社から120点の応募があり、審査を通過した43社・43点を展示、会期中に投票を行った。
1位のオリガミオーガンザプリーツは初日から票数を伸ばした。和紙89%とポリエステル11%を交織した、和紙特有の風合いやタッチが特徴的な生地。プリーツ加工で折り紙のような凹凸を付けた。インテリア関係の来場者からの問い合わせもあったという。
2位は長谷川商店の「シルクコットンフリース」、3位は山陽染工の「デニム針布起毛」、4位はセセポシャ(チェルシーインターナショナル)の「Otoya」、5位は小原屋繊維の「まるでカシミアのような、オーガニックコットンとシルクの競演」が選ばれた。