タブレットで免税、客のいる場で対応

2015/05/22 05:15 更新


 免税店向けシステム大手のJ&J事業創造は6月、訪日外国人旅行者向けの免税手続きサービス「J・タックス・フリーシステム」で、米アップルのiOSタブレット版を発売する。免税店の免税申請書類作成業務を簡素化し、免税店拡大とインバウンド(訪日外国人)需要の取り込みを促す。

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 従来のサービスはパソコンを使うことが前提のため、パスポート情報の読み取りや商品情報の入力などをレジカウンターなど固定の場所で行う必要があった。新サービスは、タブレットとガンタイプのパスポートリーダー、携帯用のプリンターを併用することで、接客しているその場で免税申請書類を作成できる。接客ツールとしてタブレットを使用している免税店や外航クルーズ船が寄港する埠頭(ふとう)に免税店を臨時出店する商店街などの利用を想定する。

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 免税手続きのほか、翻訳やカード決済などの訪日外国人客に必要な対応をタブレット端末1台で行えるパッケージサービスも販売する。NTTドコモの翻訳サービス「はなして翻訳」、クレジットカード決済サービスのリンク・プロセシングと協業する。



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