ジョイックスコーポレーションのメンズブランド「ランバン・コレクション」「ランバン・オン・ブルー」は19年春夏、「夏の夜の夢」をテーマに、幻想的な世界やベールをかけた色を繊細なタッチで表現する。
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ランバン・コレクションは、テーラーリングをベースにスポーツ・ワーク・ミリタリーを掛け合わせた上質で軽さのあるエレガントなリラックススタイルを提案する。初春は空、春は大地、夏は宇宙・深海をイメージした素材や図柄を多用する。初春の2月は光沢のあるシャンブレーのダブルブレストのモッズコート(8万3000円)にドレープ性のある上質なウールツイルを使ったリラックスシルエットのセットアップ(15万円)を出す。
春はラミー混ストレッチ生地を使った軽量のジャケットや極薄ながら高強度のナイロンブルゾン(パッカブル用ポーチ付き)などを揃える。夏はレーダーの地図を表現したセミオープンカラーのシャツ(3万3000円)やサンゴ礁をイメージしたグラデーションプリントの五分袖ニットなどを揃える。
ランバン・オン・ブルーは、メインテーマに80年代のUK音楽カルチャーの要素を加える。タイポグラフィーやCDジャケット、フライヤーのアートワークのほか、バーチャルやデジタルなイメージをグラフィックに生かす。初春の立ち上がりは光沢のある合繊を使ったブルーのコート(6万8000円)やポケットの色を切り替えたグレー系モッズコートを出す。春は、異素材切り替えのミリタリーブルゾンやさびた鉄色のオレンジのパーカ(3万3000円)やカーディガンなどを提案する。
夏は宇宙をイメージしたダークトーンがベース。テレビゲームやサーモグラフィーをイメージしたプリント柄でリラックスシルエットの半袖シャツを増やす。大人に合うベーシックアイテムを強化しており、軽量・ストレッチ・通気性などに優れた高機能なセットアップも充実する。