【記者の目】尾州産地の生き残り策 100億円規模の集団への集約 国内外での市場拡大も必要

2026/10/05 12:30 更新有料会員限定NEW!


産地分業では欠かせない染色整理段階(ソトー)

 国内ウールテキスタイル消費の減少、海外からのウール製品輸入増加と定着、そして産地縮小による分業構造の揺らぎ。尾州を取り巻く経営環境は厳しくなるばかりだ。この構造的な課題を乗り越えることは容易ではないが、克服の手立てはすでに業界内である程度共有されつつある。一つは売上100億円をめどとする規模のメリット追求。もう一つは非衣料を含めた国内販売先の開拓、海外市場への販売だ。業界全体や企業連携によって解決するロードマップが必要になってきた。

(浅岡達夫=名古屋編集部素材担当)

利益生まない構造

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