【記者の目】尾州産地の生き残り策 100億円規模の集団への集約 国内外での市場拡大も必要
2026/10/05
国内ウールテキスタイル消費の減少、海外からのウール製品輸入増加と定着、そして産地縮小による分業構造の揺らぎ。尾州を取り巻く経営環境は厳しくなるばかりだ。この構造的な課題を乗り越えることは容易ではないが、克服の手立...
繊維・ファッション業界の現場を取材する記者による解説企画。日々の取材に基づく事実と知見をもとに、そこから見えてきた課題や兆しにフォーカスし、独自の分析や提言を行います。表層的なニュースでは捉えきれない産業構造や動向を読み解き、業界の明日を考えるためのヒントや、ビジネス判断の一助になることを目指します。
2026/10/05
国内ウールテキスタイル消費の減少、海外からのウール製品輸入増加と定着、そして産地縮小による分業構造の揺らぎ。尾州を取り巻く経営環境は厳しくなるばかりだ。この構造的な課題を乗り越えることは容易ではないが、克服の手立...
クールビズのスタートから20年以上が経った。ビジネスウェアのカジュアル化や猛暑・残暑も追い打ちをかけ、ネクタイ業界は厳しい状況にある。これを受けメーカー各社では、自社工場の高い技術を生かした服地の開発と販売に乗り...
総合アパレルが海外事業を強化している。国内市場で大きな成長が見込みにくいなか、各社は海外での収益拡大を急ぐ。足元で目立つのが、M&A(企業の合併・買収)でグループに加わった企業の海外進出や事業拡大だ。買収...
コロナ禍を起点としたこの5年で、ファッション・繊維関連の消費は大きく姿を変えた。家計の支出額は名目では増えているが、物価上昇を考慮すると衣料への支出はほぼ横ばい。特に洋服は実質で減少する一方、シャツ・セーター類や...
日本の技術や文化に今改めて世界の注目が集まる中、産地は縮小傾向にあり、引き続き産業や技術の継承が急務となっている。一方、日本の物作りや職人技を残そうと、産地活性に意欲的な企業や人の存在感が際立ってきた。共通するの...
ルミネは日本のファッションブランドを中心とした期間限定店「トウキョウ・センス」をパリに初めて出展し成果を上げた。単なる販売ではなく、「日本の価値を世界に発信し、生産者やクリエイターの海外市場開拓と国内への好循環を...
値上げが続き、商品の選択肢も多い今、トレンドを担う若年層の目に留まるのは簡単ではない。良い商品を作るだけでは、客に選んでもらいにくくなった。客の心を動かすために、企業には何が求められるのか。「自分好みに仕上げたい...
繊研新聞社は毎年、翌春卒業予定の服飾専門学生を対象に就職意識調査を実施し、全国1000人以上の学生から回答を得ている。直近10年間の繊維・ファッション業界へ就職を希望する人の割合は、平均すると9割以上と当然ながら...
服飾雑貨メーカーでは、展示会を単なる受注の場だけではなく、商品や総合力ををもっと知ってもらおうとするための動きが増えている。ライセンスブランドを軸とした事業モデルで、売り上げアップや売り場の確保に取り組んできたが...
素材ベンチャーの旧スパイバー(山形県鶴岡市、関山和秀代表)が3月に私的整理し、新生スパイバー(同、川名麻耶CEO=最高経営責任者)に事業を譲渡した。人工たんぱく質「ブリュード・プロテイン」(BP)事業は新会社が引...