永井豪氏とジュエリーアーティスト梶光夫氏が協業 「デビルマン宝飾輪島塗パネル」で復興支援

2024/05/15 06:27 更新


永井氏(左)と梶氏(右)

 カジ・インターナショナルは、ジュエリーアーティストの梶光夫氏と、石川県輪島市出身の漫画家、永井豪氏が協業した、能登半島地震支援作品『デビルマン宝飾輪島塗パネル』を東京・湯島のナガホリ本社で発表した。

 会見で永井氏は「災害時は寄付が集まるが、少し経つと忘れられがち。(今回の協業で)長く支援することの象徴的な意味が出たらうれしい。永井豪が頑張って応援しているなら、自分もという方が現れればと」と述べた。

 パネルは、10年ほど前に輪島塗で制作したもの。今回の協業で、パネルを総数約80個の宝石を使用して装飾した。デビルマンの目にエチオピアオパール、眉には石川県の木、能登ヒバをイメージしたゴールドパーツとダイヤモンド、手には放射状にデザインされたゴールドパーツと、希少な日本産のレインボーガーネットをセットしている。パネルは6月8、9日に帝国ホテルで開かれる宝飾催事「創美展」(主催はナガホリ)で販売する。

 同展で『マジンガーZ』の宝飾輪島塗パネルも発表。また、カジ・インターナショナルでは、能登半島地震支援ジュエリーとして加賀蒔絵(まきえ)を取り入れた「ジャポネスクエマーユジュエリー」も販売し、いずれも売り上げを能登半島地震の義援金として輪島市に寄付する。



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