「カシヤマ・ザ・スマートテーラー」が好調 旗艦店1カ月で5000万円

2020/01/22 06:28 更新有料会員限定


 オンワードパーソナルスタイルの「カシヤマ・ザ・スマートテーラー」は19年秋冬に出店した東京・銀座の旗艦店をはじめとした新店や改装した大阪本町店などの出足が堅調だ。旗艦店の銀座ベルビア店はオープンから1カ月の売り上げが予算の2.5倍の5000万円となった。「同時期から開始したテレビCMの効果が大きく、幅広い層へ知名度が高まった」(関口猛社長)とみており、来年度以降も数十店規模の出店を計画する。

(大竹清臣)

【関連記事】「カシヤマ・ザ・スマートテーラー」 顧客拡大へ攻勢

 滑り出し堅調な最大の要因は同ブランドの強みである1週間納期。周辺のビジネスマンが平日昼休みなどに利用しやすいため、新規客が増えている。30代までで4割を占めるなど若い層が目立つ。平均単価は他店よりも1万1000円高い5万6000円。スリーピースやスペアパンツ付き、国内縫製モデルなどが人気だ。銀座はオーダースーツ店が乱立する激戦区だが、ベルビア店は施設の上層階にレストランと大型雑貨専門店があることで、ファミリー層の集客も多い。現状2割の女性客だが、「今後、5割まで増やせる」と見込む。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事