「キモノイスト」に冨永愛さんら9人 きものの未来を発信するアイコン

2021/11/30 06:26 更新


斉藤上太郎氏がスタイリングしたきもの姿で登場した受賞者

 伝統文化というワードで語られがちなきものだが、時代変化の中でこれからのスタイルをどう表現していくのか。進化する「未来のキモノ」を発信し、新しい時代の生き方、楽しみ方を提案できるアイコンを選出する「キモノイスト」が立ち上がった。

 主催はジョージクリエイティブカンパニーの天野譲滋氏、華道家の池坊美佳氏、国際フェンシング連盟副会長の太田雄貴氏ら11人で組織するキモノイスト実行委員会。「日本の民族衣装であるきものが、大人のたしなみとして愛されるファッション、文化として、サステイナブル(持続可能)かつグローバルに定着することを目指す」とし、各界から9人を選出し授賞式を先日開催した。

 第1回の受賞者はメイクアップアーチスト・僧侶の西村宏堂氏、俳優・中川大志氏、モデル・冨永愛氏、音楽家・横山剣氏、女優・松雪泰子氏、俳優・武田真治氏、建築家・永山祐子氏、俳優・早乙女太一氏、タレント・景井ひな氏。各氏はデザイナーの斉藤上太郎氏が各スタイリングした「キモノ」で登場し、ランウェイウォークも披露した。新たな市場の開拓に向け、11月22、23日に各受賞者と斉藤上太郎氏のトークや受賞者が着用したきものの展示、DJライブ、着付けやヘアメイクの講座などの複合イベント「キモノイスト2021 DAY&NIGHT」を乃木会館乃木坂倶楽部で開いた。



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