業態開発に携わる事業創造本部長から、19年4月に社長に就任して5年。出店拡大政策を見直した一大転換期に社長の任を受け、新たな企業理念を掲げて、社内外への浸透に取り組んできた。組織作り、産地の作り手や顧客とのパートナーシップ作りなど土台固めに注力し、今年に入ってパリに期間限定店を開くなど海外展開に着手。きものと日本文化を更新したいと、国内外で新規事業や協業を行い、グローバルな視点で活動の幅を広げる矢嶋孝行社長に、この5年で手掛けてきたこと、今後に向けた課題と展望を聞いた。
情緒的価値生む組織作り
――社長として取り組んできたことは。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!