国内のアウトレットモールの〝代名詞〟となった御殿場プレミアム・アウトレット(PO)。25年7月に開業25周年を迎え、4期にわたる増床・リニューアルで年間売上高1400億円を超える施設に成長した。三菱地所・サイモンはこの四半世紀で、御殿場POをはじめ国内10施設を開設、25年3月期の売上高は4345億円、今期はさらに上回る見込みだ。インバウンド効果に加え、きめ細かな販促や集客策で体験価値を提供し、国内需要を掘り起こす。社員・スタッフが全力投球する姿勢が実を結んでいる。従業員満足策では「働きがい提供」の手を休めずに、ソフト、ハードの両面で来場客に「ワクワク感」を提供し、新たな成長を目指す。
体験価値提供で来場の楽しみ
――25年は御殿場POが開業25周年を迎えたが、年間を通した全体の状況は。
インバウンド需要の面で大きなポイントが二つありました。一つは、「25年7月5日に日本で大災害が起きる」という情報が流れたこと。米国サイモンからは「そんなバカなことがあるか」と言われましたが、実際に6月から夏にかけて中国・香港からの来客が減少しました。もう一つは「台湾有事発言」。その影響もありました。
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