副資材卸の清原は、アパレル資材以外に日用雑貨や〝推し活〟など成長市場を捉えて健闘している。一方のアパレル資材は、この間進めてきた業務の効率化により、提案客数を増やして拡販を狙う。
(小堀真嗣)
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勢いがあるのは海外事業部。売上高の10%程度の規模だが、前期(24年5月期)は大幅増収増益だった。米国やメキシコ向けにファスナーや針、糸、ゴムなど手芸用品全般の輸出が伸びた。「自社品に限らず要望があれば対応する」として日本製食器や健康食品、日用雑貨のベトナム輸出も好調だった。猛暑を背景に、意匠にこだわった中国製日傘の輸入販売も伸ばした。