小松マテーレ、ナイロン専用工場を新設 80億円投じ高付加価値品を拡大

2026/11/04 17:00 更新NEW!


得意のナイロン加工の能力を1.7倍に引き上げる(完成イメージ)

 小松マテーレは約80億円を投じ、ナイロン専用工場を新設する。生産能力を1.7倍に拡張し、得意の高付加価値素材を伸ばし、売り上げ規模は現状の70億円から稼働5年後には約2.3倍の160億円を目指す。生産開始は29年4月を予定。

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 5月に公表した工場再編プロジェクト「ファクトーレ100」の第1弾となる。中山大輔社長は「我々が得意とするナイロン素材を、これまで以上にマーケットに供給していきたい」とし、設備・人員の拡大によって高付加価値品を伸ばす考えを示した。

 建屋は新設や既存棟改修の組み合わせなど今後、詳細を詰めていく。フラットで上品な仕上がりが特徴のジッカー機、液流染色機のいずれも増強。天日干し調「SY加工」、ハリ・コシのある「コンブ」といったナイロンで強みの独自加工も新工場に集約する。

 同時に省人化、自動化などを追求し、多品種・小ロット・短納期に対応する。サステイナブル対策も強化し、再生可能エネルギーを導入するほか、水処理膜などを導入して使用する水のリサイクル率70%を目指す。

 これを契機に「コマツナイロン」をブランドとして訴求し、国内および世界のプレミアム市場に発信していく。



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