近藤ニット 自社ブランドが売上構成100%に 台湾に子会社を設立、直営店も

2024/09/25 12:00 更新会員限定


横浜店は船底をモチーフに「山梨の生糸が横浜港から海外に輸出する」物語を表現

 近藤ニット(山梨)は、アパレル事業で成長している。祖業はOEM(相手先ブランドによる生産)主体のニッターだが、現在は自社ブランド「エヴァムエヴァ」の直営店と卸販売で全社売上高を構成。この間は直営店の刷新や新規出店を進めている。海外向けの卸販売も順調で、今年、台湾に子会社を設立した。

(関麻生衣)

海外生産の波に危機感

 1945年創業。90年代以降、業界全体で急速に進んだ中国生産への転換などを背景に、自社ブランドを90年代後半から販売している。エヴァムエヴァは来年でデビュー25周年で、全社売上高の割合は直営店が80%、卸が20%(うち1億円弱が海外)で占める。

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