北欧の生活雑貨やファッションを販売するECサイト「北欧、暮らしの道具店」を運営するクラシコム。コロナ下を含めて増収増益基調が続き、順調に業績を伸ばしている。このほど開催された生活雑貨展「第18回ライフスタイルウィーク」(RXジャパン主催)のセミナーで同社の高山達哉取締役事業開発部長が「『北欧、暮らしの道具店』が考える、〝世界観への共感〟で顧客とながくつながる方法」をテーマに講演した。その内容を紹介する。
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自分の物差しで
当社は増収増益を続けており、23年7月期売上高は60億円を見込んでいる。クラシコムで扱う商品は現在、オリジナルのものが約50%。全体のうちファッションが62%、雑貨・日用品が34%。正価消化率は95%超となっている。ECサイトのほか、クライアント企業のマーケティングのサポートや協業も行っている。