検品の桑原、AI異物判定システムを開発しICT事業に参入 初年度50セットの販売目指す

2023/10/18 06:28 更新会員限定


7万点以上の実検査画像を基にAI学習を積み重ね生成されたデータを用いて異物を判定する

 アパレル・雑貨の検品・修整・加工専業の桑原(愛知県一宮市、桑原英寿社長)は、AI(人工知能)画像認識技術を活用したX線検査画像によるAI異物判定システム「ファッションドクター」を開発した。新たにICT(情報通信技術)事業分野へ参入する。

(森田雄也)

 ファッションドクターは、X線検査機の開発・製造・販売のイメージテック、AI・画像処理などシステム開発のシステム計画研究所と共同で開発した。システムは、特許を出願中だ。

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