靴の修理やカスタマイズが専門の「サーキュレーション」(運営はライコス)は、伊ヴィブラムと協業するリペアイベントを、東京・恵比寿の直営店で開催している。本国の工房で働く職人が初来日し、依頼主のカウンセリングを行い、ヴィブラムソールを活用した最適な方法を提案する。
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ライコスは革靴と革製品のブランド「エンダースキーマ」を販売する。かまぼこ風のシルエットの「カマボコソール」を独自に作るなどユニークな視点が特徴だ。一部の製品には機能性の高いヴィブラムソールを使っており、23年には「ヴィブラムカマボコソール」を共同開発している。こうした経緯から、日本でのリペアイベントを検討していたヴィブラムから声が掛かって実現した。
11月18日までで、土日にはヴィブラムのマスターコブラー(職人)のステファノ・ペルッツオさんが店頭で接客する。依頼者の靴の形や特性に合っているかを見定めるリペアの目利きを体験できる。ヴィブラムのバリエーションも豊富で、ヴィブラムカマボコソールは通常の黒や白のほか、限定色のピスタチオやオレンジなど3色を用意した。薄手の半張りのソールも十数色あり、カスタマイズを楽しんでもらう。オールソールの張り替えで税抜き1万5000円から。