カットソーODMの老三ジャパン 中国の自社工場に研修 強みを体感、製品に生かす

2024/05/10 07:59 更新会員限定


今年初めて実施した中国のカットソー工場での研修

 中国・江蘇省の有力カットソー製品ODM(相手先ブランドによる設計・生産)企業、常州老三集団の日本法人である老三ジャパン(大阪市、姚鋒代表)は、新卒採用と人材の育成に力を入れている。今年は初めて若手社員4人の海外研修を実施した。常州の自社工場などで物作りの現場を学び、企画提案力を高める狙いがある。

(小畔能貴)

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 老三ジャパンは01年設立。日本の主力販売先と密に話し込みを重ね、素材やデザイン提案だけでなく、マーケットリサーチや分析、MDについても協力するなど「工場を持つOEM企業の中では珍しい」ビジネススタイルを持つ。主に営業、デザイナー、マーチャンダイザー、生産管理の四つの職種があり、ファッション専門学校でデザインを学んだ人材も積極的に採用している。

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