ラストフレーム 阪急うめだ本店に初の直営店

2024/10/02 06:27 更新


鉄骨のキャビネットとピンクのメタルフレームでインダストリアルな雰囲気を演出

 デザイナーの奥出貴ノ洋が手掛ける「ラストフレーム」は9月、阪急うめだ本店の3階のDラボに初の直営店となるインショップを開設した。

 店舗デザインは、24年秋冬向けの撮影で協業した空間デザイナーの山本大介氏が担当し、軽量な鉄骨を使ったキャビネットとピンクのメタルフレームを組み合わせた什器でインダストリアルに見せた。

 店頭では、和の要素を反映したニット製品の秋冬コレクションを販売する。金銀糸のようなラメ糸を使った定番のマーケットバッグや、無縫製横編み機「ホールガーメント」で作るつぼ型のバッグやチャーム、「かさねのいろめ」から発想したたすき掛けのトートバッグなど(税込み1万4300~4万1800円)。ショッパーには、オリジナルのあづま袋を採用している。

 日本の伝統技術を生かして現代的なプロダクトを提案するラストフレームは、これまで卸売りを軸に、国内外でビジネスを拡大してきた。阪急うめだ本店のDラボでも実績を上げており、奥出は「より多くの人に触れてもらって、背景のストーリーやクラフトマンシップを体感してもらえる場にしていきたい」と話した。



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