レリアン「ネミカ」 東京・神楽坂に新店 暮らしに寄り添うアート

2022/08/29 06:28 更新


 レリアンは、次世代向け業態「ネミカ」の新店を8月26日、東京・神楽坂に開設した。東京・広尾や玉川高島屋SC内にあるコンセプトストアの4号店。衣食住が密接した地域特性に合わせ、アンティーク家具などの什器で服と一緒に、暮らしに寄り添ったアートを提案する。

 ネミカは、上質な物や心地良い暮らしにこだわる30代後半以上の女性を主対象に、ファッションと一緒にアートや花も楽しむ暮らしを提案する業態。新店では、隠れ家のような懐かしさを感じ、宝探し感覚が楽しめ、ワクワクする空間を演出。広さ約76平方メートルの細く長い構造を生かし、思わず奥へ進みたくなる売り場作りを行った。

 店頭には若手陶芸家の寺村光輔さんの益子焼を配置。土間風の入り口部には、茂木康之さんら洗濯ブラザーズの「リブレヨコハマ」の自然派洗濯用洗剤、デザイナーの三原英詳による「ボールアンドチェーン」のエコバッグなど生活感のある雑貨も並ぶ。

 商品構成は衣料品が7割で、バッグや靴のほか、ネミカでは初めて食器やエコバッグ、洗剤、ハンカチも販売する。店の奥には広いテーブルといすを置いたカーテンで仕切れる小部屋があり、ガラス作家の安土草多さんの花器や天井からつるすペンダントライト、「ヘルノ」のコートなど輸入品の先物を陳列。私立幼稚園や小学校に通う子供のママの送迎服コーナーもある。女優でモデルの田丸麻紀さん監修の「ネミカ・ティードット」などのオリジナル、インポートの高額品、アート作品をゆっくり見られ、ワークショップにも使える居心地のいい空間を提供する。

 開店前日には、新店でインスタライブを開き、ネミカのインフルエンサーでモデルの小林有里さんと草柳ゆうきさんが店内を紹介。開店を記念し、リブレヨコハマと協業したお茶の香りのオリジナル洗剤、ボールアンドチェーンとの協業によるネミカオリジナルで各店別の配色のエコバッグも販売している。

奥行きのある店内は隠れ家のような懐かしさを感じる空間を演出


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