丸井織物を中核とするマルオリグループ(石川県中能登町、宮本智行社長)は、総合イベント企業のステージ(東京、松本義一社長)を子会社化すると発表した。Tシャツなどのオンデマンド事業「Up-T」(アップティー)との融合で、エンターテインメントなどの領域を拡大する。
ステージは79年に舞台照明や音響、美術などの受託業務で創業、86年に会社設立した。26年6月期の売上高は24億円。コンサートや国際会議といった様々なイベントの企画・制作・運営から音響・照明・映像・配信までワンストップで手掛ける。また恵比寿クレアート、白金高輪セレネスタジオ、b2、芝浦海岸リマニK3スタジオ、横浜みなとみらいブロンテなど東京と横浜で複数のライブホール・スタジオを運営し、多くのアーティストや企業に交流の場を提供している。
マルオリグループは今回の買収について、「(28年度に売上高500億円を目指した)中期経営目標『マルオリ500』の達成に向けた成長戦略の一環。ステージが有するイベント制作力・技術力や場づくりのノウハウと、マルオリグループの企画・生産・販売力を組み合わせることで、これまでにない体験価値を提供し、新たな事業機会を創出する」としている。
今後、イベント会場におけるオリジナルグッズ販売、アーティスト、IP(知的財産)コンテンツ向け商品の企画制作、企業向けプロモーションイベントや、ライブ配信と連動したEC施策など両社の基盤を活用したサービス開発を進める。
