量販市場の小売業 変わる商品開発 それぞれの手法で独自性

2020/10/23 06:29 更新有料会員限定


充実の進むイオンリテール「セリアント」

 量販市場の大手小売業の衣料品開発が変化している。「ユニクロ」がスタンダードになり、コロナ禍もあって苦戦するGMS(総合小売業)をはじめ、新たな生活様式が求められる市場でそれぞれに独自性を打ち出そうとしている。

(田村光龍)

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■環境配慮型に集中

 イオンリテールの疲労回復ウェア「セリアント」は9月からの下期、売り上げが前年同期比2.5倍で推移している。同PBは、米ホロジェニックの鉱石を練り込んだ素材を使用、一般医療機器に登録された19年秋に本格化、品揃えを充実した20年春夏物は2.3倍を販売、20~21年秋冬物はスポーツタイプのインナーPB「ボディスイッチ」に広げるなど拡大している。

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