繊維専門・メーカー系商社繊維部門の24年4~9月決算は、前年同期がコロナ禍からのリベンジ消費の追い風で好調な企業が多かっただけに苦戦が予想されたが増収増益が目立ち、堅調といえる。
原材料費の高止まりや円安基調による調達コストの上昇を新たな商材や付加価値品などで価格転嫁できたかが一つのポイント。
〝長期化する夏〟に商品面、販売面で対応できたかも重要だ。不採算事業の縮小、撤退や経費削減も進む。
【関連記事】《素材メーカー・商社の24年4~9月決算分析④》大手・総合商社繊維部門 海外事業の回復目立つ
収益改善に力
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!