松屋銀座、12年ぶりに全館改装

2013/09/04 08:16 更新


 松屋銀座本店は12年ぶりとなる全館改装を実施し14日、全面オープンする。グレードとテイストを統一し、銀座立地の強みを最大化するのが狙い。改装面積は5階を除く地下1階~地上7階の約7000平方㍍で、総投資額が30億円。改装後の年間売上高は12年度比4%増の570億円を見込む。

 メーンターゲットは30~40代女性で、婦人服、雑貨を中心にハイエンドの品揃えを拡充する。2階インターナショナルゾーンはシューズ、バッグ、ジュエリーなどの「ロジェ・ヴィヴィエ」をはじめ、インポートシューズを充実。既存の「ジミーチュウ」「クリスチャン・ルブタン」を含め、地域一番の品揃えに拡充する。

 3~4階は婦人服、婦人靴、ハンドバッグを再編集する。3階に婦人靴のほかトータルに広げた「レペット」、「イッサ」のコンセプトショップ、4階にニットの「ファビナ・フィリッピ」、ダウンの「ヘルノ」、スタイリッシュな「パオラ・フラーニ」などイタリアブランドを新規導入する。イッセイミヤケの4ブランドを集積した新ショップを開設する。

 1.5倍に増床する「ルイ・ヴィトン」は、2層から3層へ拡大し、レディス、メンズのフルラインを揃える。

 全館改装に伴って販売員の呼称を「クルー」に改め、よりホスピタリーティーのある接客に取り組む。



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