「ミー・イッセイミヤケ」の18年秋冬はコントラストをテーマに対極の要素や色を組み合わせ、それでいて調和する柄やコーディネートを出す。
建築物をイメージしたというビルとその影に見える柄、もくもくと上る煙、音を立てて強く描いたようなタッチの線で埋まる柄などが、赤、パープル、グリーン、ピンクにブルー、黒と、強く濃い色が響き合う。縦・横に細かくプリーツが入ったワンサイズの〝ストレッチプリーツ〟Tシャツが代表アイテム。インパクトある柄で、それ一つで楽しめるTシャツになっている。11月店頭からのホリデーシーズンに向けては、優しい手描き風の花柄、ギザギザのゼブラ柄など。
軽くソフトなニットのプリーツ「エイポック」では、ヘムにフリンジを入れたプルオーバーやスカートが新しい。
シーズン、トレンドに関係なく面白いものが着たい人、イージーケアにほれ込んだ客などリピーターがついて、売れ行きも好調だ。雑貨も人気で、1万円以下のソックス、プリーツバッグなどはギフト需要もつかんでいる。