メルカリは、韓国CtoC(消費者間取引)アプリ最大手「雷市場」(ポンジャン)と提携し、越境販売の経路を拡大した。雷市場のユーザーはアプリ内に新設された「海外タブ」で、メルカリに出品されている商品を購入できる。
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メルカリは海外販売に力を入れており、これまでに越境EC事業者など70社以上と連携している。「韓国の中古品取引市場は15年で約7.5倍に成長しており、メルカリの商品ではメンズファッションや日本限定のキャラクターグッズなどの人気が高い」(メルカリ)といい、さらに販路を広げるために雷市場との連携を決めた。
雷市場は11年に開始した中古品取引プラットフォームで、23年の年間取引額は約2800億円。スニーカーやブランド品をはじめとした「ファッションおよび嗜好(しこう)品の中古品取引アプリとしての地位を確立している」という。