ドレス専門のEC「メルレタージュヴィンテージ」 ビンテージドレス好きが注目

2024/10/24 11:00 更新


日本人女性が似合うようにデザインしたオリジナルドレス

 ビンテージドレスとオリジナルドレスを販売するECショップ「メルレタージュヴィンテージ」が、20代後半のビンテージドレス好きを中心に注目を集めている。22年12月にオーナー兼デザイナーの古市愛さんが立ち上げ、ビンテージドレスと日本製にこだわったオリジナルドレスが揃う。

 ビンテージドレスは米国やカナダからオンラインで買い付けている。人気ドレスブランド「ガニーサックス」や、「可愛らしさと素朴さ、丈が長めのデザインが多い70年代のドレスのデザインが好き」(古市さん)という自身の好みを反映したドレスを販売している。価格は3万円台後半~5万円台後半ほど。「ふりふりとしたデザインだが胸元がレースで透けており、シルエットに女性らしさがある。可愛らしさがありつつも大人っぽさもある」点などを重視する。

 ビンテージドレスは一点物のため1人しか買えなかったり、欧米のドレスが多いため、日本人には丈が長すぎることもある。そこで、「もっと日常に取り入れやすいドレスを作りたい」と古市さんがビンテージの要素のあるオリジナルドレスをデザイン、販売も始めた。

 手入れがしやすく日本人女性に合う丈のドレスで、長袖3型と半袖2型を用意。国産生地で、1着に10種類の異なるレースを使うなど細部までこだわった。価格は5万円前後。

 今後はドレスだけでなく、オリジナルのブラウスやキッズドレスなども出す予定だ。期間限定店も年に3回ほど出店しており、ゆくゆくは実店舗も視野に入れる。

「ドレスは着ただけで幸せになるもの」だと話す古市さん


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