「ミナ・ペルホネン」は、田中景子代表の就任から2カ月が経った。皆川明チーフデザイナーから、代表を受け継ぐまでのバトンゾーンは約10年。「お互いがトップスピードで走りながらバトンを渡す方が会社としてもブランドとしても健全」という皆川氏の考えの元、2人は並走しながら思いを共有してきた。田中代表が描くブランドの行方を聞いた。
(青木規子)
物を作る責任
皆川は昔からリレーにたとえて社長というバトンを渡す話をよくしていたので、デザイナーとして隣で一緒に仕事をしてきた自分が受け継いだのは、自然の流れだった。
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