広島駅に25年3月下旬に開業したミナモアの開業1年の来館者数は約3300万人となった。土産など食物販・飲食中心の既存施設エキエとミナモア計の25年度全館売上高は539億円で、いずれも「想定以上」(中国SC開発)の結果だった。
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ミナモアは、地下1階~地上9階、約220店のSC(2万7500平方メートル)とシネマコンプレックス(4500平方メートル)の構成で、エキエを含めると4万平方メートル規模、300店以上の商業集積ゾーンになる。開業月や5月連休のミナモアの入店客数は1日約16万人、広島電鉄の路面電車が駅2階に乗り入れを開始した8月も同規模近い入店客数となった。以降も、平日7万~8万人、休日10万人以上のペースで推移していた。
25年12月は開業以来の最高月商を達成、26年1月3日の初売りは最高日商となるなど商業集積地としての利用頻度が高まっている。ミナモア・エキエポイントカード会員は、新規入会約11万人、既存会員を含めた25年度利用会員数は約20万人となった。
駅の開発に呼応して改装を進めてきた福屋広島駅前店を核とするエールエール広島が3月5日に改装グランドオープンし、駅とつながる2階デッキも開通した。4月1日には同館に広島市立中央図書館が移転開館し、駅周辺の集客力、回遊性も高まる見通しだ。ミナモアは、9階屋上の「ソラモア広場」など各所に設けた広場を活用し、地域連携、テナント連携のイベントに力を入れていく。
