オンラインレンタルドレスサービス「おしゃれコンシャス」を運営するミスコンシャス(愛知県蒲郡市、小山絵実社長)が「結婚式お呼ばれのマナー」について実施したアンケート調査によると、従来「NG」とされていた「ゲストの赤いドレス」も賛否が分かれるようになり、時代とともにマナーに対する意識が変化していることをうかがわせる結果となった。この調査は20~60代の女性延べ752人にオンラインで実施した。
「結婚式のゲストが赤いドレスを着るのはあり?」との質問に、「OK」31%、「NG」25%、「ものによってOK」44%と、意見が分かれた。「新婦を引き立てるドレスを着るべき」という考えは依然根強いものの、「個人の自由を尊重すべき」という意識も高まっている。
ゲストの黒ストッキングは「OK」10%、「NG」70%、オープントゥーパンプスは「OK」16%、「NG」70%、ブーツは「OK」12%、「NG」52%と、これまでのマナーを踏襲する声が多かった。
一方、ゲストのハーフアップは「OK」76%、「NG」5%、チャンキーヒールは「OK」58%、「NG」11%と、肯定する意見が多数を占め、これらが結婚式ゲストの装いとして定着していることが示された。
同社は、「年配の出席者や主役への配慮を含む、昔からのマナーを引き継ぎつつ、現代のトレンドや若者の考え方が反映されていることが見て取れる結果となった」としている。