カジュアルメーカーの水甚(岐阜市)は、米アーノルドパーマーエンタープライズ(オハイオ州)と「アーノルドパーマー」でメンズ、レディス、キッズ、ショップ展開のライセンス契約を結んだ。21年3月をめどに生産・卸販売、店舗出店を開始する。25年末に約100店舗、売上高は70億円(小売りベース)を目指す。
(吉井稔)
水甚は、同ブランドで「若い世代のファミリー層に向け商品企画を進める。ブランド認知度の高い層も含めて長年の支持もあり、取り込みたい」(中村好成社長)としている。ターゲットは30~40代のファミリー層。
同ブランドはシンボルである赤・黄・白・緑の傘のマークを〝レガシー〟と呼び、直営店及びセレクトショップ向け卸に使用する。単色の傘マークはレディス向け〝アーニー〟、メンズ向けの〝レタリング〟があり、チェーンストアやGMS(総合小売業)平場向けの卸商品を対象に使う。
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