今春、4月よりNHK連続テレビ小説で「らんまん」が放送されます。高知県佐川町出身の牧野富太郎をモデルにしたドラマです。「日本の植物分類学の父」と言われ、1500種以上の新種を発見・命名した世界的にも有名な植物学者です。
その博士を顕彰する高知県立牧野植物園と協業し、当社の「ジーンズファクトリー」40周年の服を作りました。園内で働いているガーデナーのワークウェアからヒントを得て、タウンユースでも着られるもので、ボタニカルとファッションとの融合を、身近に感じて頂けると考えています。機能性を重視したデザインやディテールによって、幅広いフィールドで活躍出来る汎用性の高い服です。製作はアメカジ老舗のワークウェアブランド「ユニバーサルオーバーオール」に依頼しました。「マキノガーデナーベスト」「マキノガーデナージャケット」「マキノガーデナーパンツ」を、4月21日(当社の創業記念日)に発売予定です。
高知県在住の映画監督、安藤桃子さんにこの服のモデルを依頼して快諾を頂き、SNS動画の監督もお願いすることになりました。安藤さんは、ド田舎の高知県を非常に気に入られ、幼い娘さんと2人暮らしのシングルマザーです。ミニシアター「キネマM」を経営され、映画・食・アートを軸として愛のあふれる活動をしています。お父さんの奥田瑛二さんと一緒に11月15日(坂本龍馬の誕生日)前後に映画祭も企画しているそうです。
発信が東京一極集中の昨今ですが、地方から情報発信をする我々にとっても頼もしい仲間です。
(インターナカツ社長)
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「私のビジネス日記帳」はファッションビジネス業界を代表する経営者・著名人に執筆いただいているコラムです。